マンU、“180億円DF”に白羽の矢 契約解除条項は6月から有効、世界最高コンビ誕生か
DF世界最高額マグワイアの相棒を探すユナイテッド、ナポリDFクリバリの獲得を画策
マンチェスター・ユナイテッドが獲得を目指しているナポリのセネガル代表DFカリドゥ・クリバリは、6月から契約解除条項が有効になるという。契約解除金を支払えば、他クラブへの移籍が認められるというものだが、その設定金額が話題となっている。英紙「ミラー」が報じている。
クリバリとナポリの契約では、6月から有効になる契約解除条項の違約金は1億2700万ポンド(約180億円)に設定されているという。世界有数のDFと称される同選手は、多くのクラブから関心を示されているが、この金額を支払うのは決して簡単なことではない。
昨夏、ユナイテッドはクリバリの獲得を目指したが、移籍は実現せず。レスター・シティからイングランド代表DFハリー・マグワイアをDFの世界最高額となる8000万ポンド(約113億円)で獲得した。クリバリの契約解除条項に含まれる金額は、その約1.5倍となっている。
ユナイテッドのほかには、パリ・サンジェルマン(PSG)も獲得を目指している。PSGのレオナルドSDは、すでに彼の代理人と接触したという報道もある。また、もし来シーズンに向けてナポリが欧州のカップ戦の出場権を逃す事態になれば、彼らはクリバリを放出せざるを得ない状況になると見られている。
フランスの報道では、かつてユナイテッドを率いたアレックス・ファーガソン氏が昨夏のうちに接触したという。オレ・グンナー・スールシャール監督も、マグワイアとクリバリのコンビが最高の組み合わせになるという考えを持っているようだ。
とはいえ、ユナイテッドは現在プレミアリーグで7位。UEFAチャンピオンズリーグの出場を望むクリバリを獲得するためにも、まずは結果を残すしかない。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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