「CLで勝てなければ…」 ペップ監督、名将の“宿命”に言及「失敗になってしまう」
バイエルンとシティではCLのタイトルを手にしておらず、周囲の期待の大きさを実感
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇ができなければ「失敗とジャッジされる」と厳しい評価について語った。欧州王者の栄冠を手にしなければ、プレミアリーグ2連覇や国内4冠の偉業も霞んでしまうようだ。英公共放送「BBC」がスペイン人指揮官のコメントを報じた。
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グアルディオラ監督は2016年にシティの監督に就任。1年目こそ無冠に終わるも、2季目にはプレミアリーグとリーグカップの2冠を達成。昨季2018-19シーズンはプレミアとリーグカップをそれぞれ連覇したのに加え、FAカップとコミュニティー・シールドも制して国内4冠の偉業を達成した。
国内では無敵のチームを作り上げたグアルディオラ監督だが、今季はユルゲン・クロップ監督率いるリバプールに独走を許している。リバプールは昨季CLで優勝し、文字通り欧州最強のチームとして快進撃を続けている。
グアルディオラ監督は、シティも“欧州王者”の称号を手にしなければ、自身の仕事は失敗とみなされてしまうと語っている。
「昨年は我々にとって素晴らしいものだったが、チャンピオンズリーグでは勝てなかったと言われてしまう。それでジャッジされてしまうんだ。もし私が最後までCLで勝てなければ、ここでは失敗になってしまう。私はよく知ってる」
グアルディオラ監督はバルセロナではCL2度の優勝を果たした一方、バイエルン、シティとその後のチームではCLのタイトルから遠ざかっている。国内コンペティションでは十分な実績を残しているが、指揮官は周囲の期待の大きさを肌で感じとっているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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