「ベッカムは日本とのバトルに直面する」 神戸との“大物ペドロ争奪戦”に英紙注目
神戸に続きMLSインテル・マイアミもチェルシーFWペドロの獲得に名乗り
チェルシーの元スペイン代表FWペドロ・ロドリゲスは現在、ヴィッセル神戸への移籍が取り沙汰されているが、元イングランド代表MFデイビッド・ベッカム氏がオーナーを務める米MLS(メジャーリーグサッカー)のインテル・マイアミも獲得に名乗りを上げており、激しい争奪戦の様相を呈していると英紙が伝えている。
バルセロナの下部組織からプロデビューを遂げたペドロは、リーグ優勝5回、UEFAチャンピオンズリーグ優勝3回、コパ・デル・レイ優勝3回を経験し、クラブの黄金期を支える一員として、その名を世界に轟かせた。また、スペイン代表でも2010年の南アフリカワールドカップ(W杯)と2012年の欧州選手権(EURO)で優勝に貢献し、クラブと代表双方でイニエスタと共闘している。
2015年からチェルシーに加入し、数々のタイトルを手にしてきたが、今季からスタートしたフランク・ランパード新体制では世代交代が進んでいることもあり、出場機会は減少傾向にある。そんななか、今年で33歳を迎えるスペイン人アタッカーには数多くのオファーが舞い込んでおり、元同僚イニエスタの在籍する神戸も獲得に本腰を入れていると伝えられていた。
一方、英紙「デイリー・スター」は「ベッカムはペドロの引き抜きを画策しているが、日本とのバトルに直面する」と見出しを打ち、1月の移籍市場でインテル・マイアミが獲得に乗り出していると報道。争奪戦のライバルとなる神戸は「同胞のイニエスタが主将を務め、元アーセナルDFトーマス・フェルマーレンも在籍」と紹介している。
ペドロは依然としてワールドクラスのプレーヤーとして認知されており、Jリーグ参戦が決まれば世界を驚かせるニュースとなる。ベッカム氏のインテル・マイアミもビッグネーム獲得に向けて投資を惜しまない方針で、争奪戦は一筋縄ではいかなくなりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)