冬の高額移籍「歴代トップ50」を英紙公開 1位は152億円…中島翔哉、トーレスの順位は?

(左から)ファン・ダイク、コウチーニョ、中島、トーレス、オスカル【写真:Getty Images & (C)CONNECT】
(左から)ファン・ダイク、コウチーニョ、中島、トーレス、オスカル【写真:Getty Images & (C)CONNECT】

冬の移籍市場で生まれたビッグディールをランキング形式で紹介

 今季も欧州主要リーグで1月末まで開かれている冬の移籍マーケットだが、この時期に実現した記憶に残る大型移籍も多い。英紙「インディペンデント」は、冬の移籍市場における「高額移籍金ランキング歴代トップ50」を公開。日本代表MF中島翔哉や、昨季J1サガン鳥栖で現役を引退した元スペイン代表FWフェルナンド・トーレス、リバプールのオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクらが名を連ねた。

 シーズン開幕前の夏に比べれば冬は静かなマーケットになるとはいえ、新天地を求めるビッグネームも存在する。今季はザルツブルクの日本代表MF南野拓実がリバプールへ移籍。違約金725万ポンド(約10億5000万円)が“バーゲン価格”と話題にもなった。

「インディペンデント」紙では、冬のマーケットで実現した歴代の移籍金トップ50のランキングを紹介。今冬の移籍からは、ザルツブルクからドルトムントへ移籍したノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドが移籍金1920万ポンド(約28億円)で45位。フラメンゴからレアル・マドリードに2560万ポンド(約37億円)で移籍したU-23ブラジル代表MFレイニエルが28位にランクインしている。

 18位タイには日本代表の10番を背負うポルトのMF中島も名を連ねた。中島は2018年にポルティモネンセからカタールのアル・ドゥハイルに移籍。当時の移籍金は3150万ポンド(約45億円)で日本人選手の歴代最高額。欧州の中でもトップクラスの取引だった。

 トップ10では10位のブラジル代表MFアレックス・テイシェイラ(シャフタール・ドネツク→江蘇蘇寧/2016年)や9位のブラジル代表MFパウリーニョ(バルセロナ→広州恒大/2019年)、7位のブラジル代表MFオスカル(チェルシー→上海上港/2017年)など、中国クラブによるブラジル人選手の“爆買い”移籍も目立った。J1サガン鳥栖で昨季までプレーしたトーレスも、歴代8位に入っている。

 トップ3も、2人がブラジル人となった。3位は2019年にチェルシー移籍の決まったアメリカ代表MFクリスティアン・プリシッチ。金額は5750万ポンド(約83億円)。シーズン終了まではドルトムントにレンタル移籍の形で残留し、今季から正式にチェルシーの一員としてプレーしている。

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