ユベントスで不遇の独代表MFジャン、プレミア復帰浮上 エバートンが獲得交渉か
アンチェロッティ監督が獲得希望と伊紙報道 “元リバプールMF”の動向に注目
プレミアリーグのエバートンを率いるカルロ・アンチェロッティ監督は、今冬の移籍市場でユベントスのドイツ代表MFエムレ・ジャンをターゲットに定めているという。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じた。
ジャンは今季開幕前に、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の登録リストから漏れたことに怒りの声を上げた。実際にフランス王者パリ・サンジェルマン(PSG)からオファーがあり、もしCLのリストに入らないことが分かっていれば違う選択があったとのコメントも残していた。
そんなジャンは、シーズンが始まってもリーグ戦の出場が8試合でフル出場なし。こうした状況を受け、今季途中まで同じセリエAの強豪ナポリを率いていたアンチェロッティ監督が実力を高く評価して冬の移籍市場での補強を考え、すでに両クラブ間の交渉は具体化しているという。ユベントス側にとってはジャンに支払っている年俸500万ユーロ(約6億円)が高額であることから、放出には障害が少ないとも伝えている。
ジャンは2014年から18年まで、プレミアリーグのリバプールでプレーしていた経験を持つ。それだけにエバートン行きとなれば、同都市を本拠地とする宿敵リバプールのサポーターから大きな反発があるのは必至だが、現状を打破するためにプレミア復帰を決断することになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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