北朝鮮戦1-0勝利もリオ五輪代表監督が激怒 「ボールを握る部分で臆病になった」

「もう少ししぶとく戦える部分を」

 相手の攻勢に苦しみ抜いた初戦を修行の場と指揮官は振り返っている。日本の望んだ展開にはならなかった。

「かたくてね、チームが。その中で勝てたことは非常に大きい。これ以上悪い試合はないと思いますから。あとは自信持って戦わせたい。自分たちのボールを握る部分ですこし臆病になった。ただ先制点が早すぎて意識が守備のほうに行ってしまった。もう少ししぶとく戦える準備を。自分が握るための準備をしたい」

 初戦のプレッシャーを感じた日本は臆病になっていたという。積極性の欠如が散見していたという。次節の16日にはタイ戦が待ち構えている。アジア屈指の強豪校だが、指揮官は「苦しんだ分、これ以上苦しいことはない。リラックスさせて対戦させたい」と努めて前を向いている。

 

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング