ポドルスキ、マレーシアは「訪れただけ」とドイツ紙指摘 過熱する移籍報道を完全否定
マレーシアのクラブを訪問も…「選手としての未来がそこにあるわけではない」
ヴィッセル神戸の元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキには、マレーシア王者のジョホール・ダルル・タクジムFC加入の可能性が浮上している。一方で、ドイツ紙「ビルト」は同クラブへの移籍を否定。すでにオファーをいくつか断っていることも報じた。
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2014年のブラジル・ワールドカップ優勝を経験しているポドルスキは、17年夏にJ1リーグの神戸へ加入。今年元日の天皇杯決勝ではクラブ史上初のタイトル獲得に貢献した。バイエルン・ミュンヘンやアーセナル、インテルなどのビッグクラブを渡り歩いたレフティーは19年シーズン限りでの退団が噂され、その去就が注目を集めている。
そんななか、15日にジョホール・ダルル・タクジムの公式ツイッターが更新された。「ポドルスキがやって来た」と綴り、新設されたサッカー専用のスルタン・イブラヒム・スタジアムでポーズをとるショットや、クラブハウスでの関係者との肩組みショットなどが投稿されたことで、移籍に近付いているとの報道が過熱している。
しかし、母国の「ビルト」紙は「情報源によると、ポドルスキはマレーシアを訪れただけである。クラブのオーナーは友人であり、選手としての未来がそこにあるわけではない」と真っ向から否定。そのうえで次のように続けた。
「ポドルスキは最近、自身のキャリアに言及し、『今はとてもリラックスしている。(オファーが)来ても、来なくてもね』と語っている。彼は多くの観点から熟慮して、すでにいくつかのオファーを断った。『街、ファン、スタジアム、プロジェクト、子供たちの通う学校…。すべてがフィットしなければならない』とも明かしている」
神戸の初タイトル獲得に尽力したポドルスキの去就は、日本でも注目されている。残留の可能性も含め、その動向はしばらくの間、ファンの関心を集めそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)