JFAの関塚技術委員長、森保兼任監督の続投明言 「彼に兼任でやってもらいながら…」
U-23アジア選手権の第2戦でシリアに1-2で敗れ、グループリーグ敗退が決定
タイで開催中のU-23アジア選手権に参加している森保一監督率いるU-23日本代表は12日、グループリーグ(GL)第2戦でシリアと対戦し、1-2で敗れた。序盤にPKで先制点を許したものの、MF相馬勇紀(名古屋グランパス)が同点ゴールを挙げたが、試合終盤に失点。大会2連敗でGL敗退が決定した。
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この結果を受けて13日、日本サッカー協会(JFA)の関塚隆技術委員長が現地で取材に応じた。森保兼任監督の去就について尋ねられると、「彼に今後のところを兼任でやっていってもらいながら。全体としてしっかり強化、選手の見極めから全体の方向性というところはしっかりできてきていると思っています」と、続投を明言した。
前日の試合後には田嶋幸三会長が取材に応じ、「基本的には(続投)」としながらも、「技術委員会がしっかりと話し合いをしてから、ということになります」と、兼任監督については技術委員の意見も聞くと話していた。
関塚委員長の一問一答は以下のとおり。
――結果を受けて森保監督を兼任させるのか。
「彼に今後のところを兼任でやっていってもらいながら。全体としてしっかり強化、選手の見極めから全体の方向性というところはしっかりできてきていると思っている。そのなかで一つの大会であったことは受け止めながら、現場も含めて僕自身がコミュニケーション、話し合いを持ちながら評価、技術委員の方々と方向性を決めたいと思います」
――方向性はいいということか。
「僕自身の意見というところだけは言えないですけども、自分としては間違った戦い方をしているとは思っていません」
――本大会で海外組を招集することが大事になってくる。
「本大会に向けての話し合いはずっと続けてきたなかで、この大会へのアプローチだったということはしっかり現場にも了解してもらっている。協会のなかでも共有してもらいながらの今回の人選であったことはハッキリしていますから。我々は本大会に向けて詰めていく。ここに来ている選手たちもしっかり結果を出せると踏んで呼んだのは事実。昨日の試合も21対7本というシュート、ポゼッション率70パーセント対30パーセントでの敗戦というところは事実ですけど、そこは結果だけではなくて内容までしっかり精査したなかで、我々が狙っている、あるいは歩んできた道をどうやって進めるべきかどうかが大事だと思いますので、そこはブレずに僕自身も現場と話し合いもします」
(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)