母校・東福岡の選手権優勝にインテル長友が狂喜乱舞 「僕の大きな夢だった」

果たせなかった夢を実現した後輩に感激

 長友は2年時に選手権に出場したが、チームは2回戦で敗退した。17年間優勝から遠ざかっていた母校で、後輩がダイナモの無念を晴らし、全国の頂点に辿り着いた。

「僕は17年前(実際は18年前)、三冠を達成した雪の決勝での赤いユニフォームを見て、東福岡高校でサッカーをしたいと思いました。最高の試合をした後輩たちも、多くの子供たちに夢や希望を与えたと思います。ありがとう!応援して下さったみなさん本当にありがとうございました!」

 この日、5万4090人の観衆がスタジアムに駆けつけた。かつての長友少年のように、東福岡の勇姿を目の当たりにした少年たちが、数年後、赤いユニフォームに袖を通して選手権のピッチを踏みしめるかもしれない。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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