プレミア勢“三つ巴”、トルコ代表21歳DFを巡り争奪戦 移籍金は50億円超が濃厚か
DFデミラルへレスターが48億円オファーもユベントス拒否 マンC、エバートンも獲得に動く
イングランド・プレミアリーグの3クラブが、イタリア王者ユベントスで出場機会のないトルコ代表DFメリフ・デミラルの争奪戦を繰り広げているという。英紙「デイリー・ミラー」が報じている。
デミラルの獲得に最も熱心なのが、レスターだという。記事ではすでに2450万ポンド(約35億円)と3400万ポンド(約48億円)という二度にわたるオファーを断られているとしたものの、ブレンダン・ロジャーズ監督は「諦めない」と宣言をしていると報じた。
レスターはトルコ代表DFチャグラル・ソユンクがセンターバックの主力を務めており、トルコ代表で同僚のデミラル獲得はその点でもメリットになるとの見方があるとしている。
一方で、レスターが単独でユベントスに交渉を持ちかけているわけではなく、マンチェスター・シティとエバートンもまたデミラルの獲得に乗り出しており、三つ巴での争奪戦に発展していると伝えられた。
今冬の移籍の鍵となるのは、トルコ代表が欧州選手権への出場権を獲得していること。デミラルはマウリツィオ・サッリ監督の下ではわずかに4試合しか出場機会が与えられていないため、本大会メンバーへの選出を考えれば冬の移籍市場でチームを離れることが最善の選択だと考えているという。
いずれにしても、レスターのオファー額を見れば日本円にして50億円を超えるラインでの争奪戦になることが濃厚。まだ21歳と将来性が豊かなトルコ代表の逸材DFは、冬の移籍市場でのイングランド行きを実現することになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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