ホームで敗戦も伊メディアは長友に平均評価「守備では安定感もクロス精度に問題」

裏のスペースを狙われていたことも指摘

 日本代表DF長友佑都が所属するインテルは、10日に本拠地サンシーロでサッスオーロと対戦。0-0でのドロー決着かと思われた後半アディショナルタイムに、最終ラインの連携が乱れてPKを献上。これを決められ、衝撃のアディショナルタイム決勝弾による敗戦を喫した。試合後に、現地メディアは選手の採点を公開。ホームでの痛恨の敗戦にも、長友にはまずまずの評価が与えられた。

 インテル専門のニュースサイト「FCインテルニュース」は、右サイドバックで先発フル出場の長友を「5.5点」と評価した。「多くの運動量と少ない輝き。サッスオーロの攻撃はほとんど彼のサイドから仕掛けられ、裏のスペースを狙われた。攻撃時には右サイドにインテルの選手が多くなりすぎ、渋滞となった」と決定的な突破こそ許さなかったが、ターゲットにされたことを指摘。また、攻撃参加も効果的ではなかったと厳しく評価した。

 中立のサッカー情報サイトでは、長友に及第点の「6点」を与えている。「カルチョメルカート・コム」では、「前半は特に良かった。リャイッチへのクロスはファンタスティックだった。いつもと同じく、チームのためのプレーをしていた」と、前半19分にMFアデム・リャイッチの頭にピタリと合わせたクロスを絶賛し、献身性も評価の対象となっている。

 そして、「トゥットメルカートウェブ・コム」も同様に「6点」の評価だった。「ミランダの助けもあり、マッチアップしたサンソーネの突破を許さなかった。守備では安定感があったが、クロスの精度には問題がある」と、効果的なクロスの本数が少なかったことを指摘されている。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド