神戸イニエスタの“残留”をスペイン紙明言「移籍しない」 MLSの3クラブから打診も固辞
MLSの3クラブに加え、アルゼンチンからのオファーも却下「優先事項は契約の履行」
ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタに移籍報道が浮上しているなか、米MLS(メジャーリーグサッカー)の3クラブからもオファーを受けていたという。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が伝えている。
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2018年夏にバルセロナから神戸に加入したイニエスタは、2年目の今季リーグ戦で23試合6ゴールをマークし、Jリーグベストイレブンに初選出。リーグ戦は8位でフィニッシュした一方、1月1日に新国立競技場で行われる天皇杯決勝(対鹿島アントラーズ)に勝ち進んでおり、タイトル獲得まであと一歩のところにまで迫っている。
2020年12月に神戸との契約満了を迎えるとされるなか、アルゼンチンの名門エストゥディアンテスが獲得に乗り出すと報じられていたが、米MLSからもオファーがあったようだ。
スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」によると、LAギャラクシー、インテル・マイアミ、モントリオール・サウンダーズの3クラブからも打診があったという。記事では「イニエスタはMLSの3クラブからオファーを受けたが、それらを却下した」と報じた一方、エストゥディアンテスからの打診にも首を縦に振らなかったようだ。
「彼の優先事項は、日本のヴィッセルで2年間の契約を履行すること」と指摘しており、「クラブとの関係を断つつもりはない。すでに順応しており、彼の家族は日本で楽しい経験をしている」と言及。最終結論として「アンドレスは現在のクラブから移籍しない」と締めくくっている。
1月1日の天皇杯決勝でタイトルを獲得し、最高の形で来シーズンへとつなげることができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)