マインツ武藤にオーストリア代表FWの新ライバルが登場 競争か共存か、それとも…

ポジションが重なるオニシウォ オーストリアリーグで昨季18得点

 ブンデスリーガ加入1年目のシーズンで前半戦17試合すべてに出場し、7ゴールと素晴らしいスタートを切っている日本代表FW武藤嘉紀。イングランドの名門マンチェスター・ユナイテッドが興味を示すなど、ヨーロッパでも注目の存在となった。

 しかし、ここにきて所属のマインツが新たにFWを獲得した。オーストリアリーグのマッテルスブルクから、オーストリア代表FWカリム・オニシウォを獲得したことをクラブ公式サイトで発表している。今季のマッテルスブルクでは18試合2ゴールと目立った成績を残していないが、昨季は33試合で18ゴールをマークする得点力を見せている。

 カリム・オニシウォは武藤と同じ1992年生まれの若手FWで、188センチの長身。前線ならどのポジションでもプレーできるが、主に中央と左サイドが得意エリアだという。武藤とプレーエリアが、かなり重なってくる可能性が高い。

 果たして、同年代のオーストリア代表FWは頼れるパートナーとなるのか、それともポジション争いのライバルとなるのか。ブンデスリーガ1年目の武藤にとって、冬の移籍市場で新たな刺激が与えられることになった。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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