バルセロナの“冬補強動向”を現地紙予測 新戦力が順応、余剰戦力の整理を優先へ
バルセロナの1月移籍市場についてスペイン紙が言及 視線はすでに来シーズン
バルセロナは今シーズン序盤戦こそややもたついたものの、2019年のリーガ・エスパニョーラを首位で折り返した。大エースであるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの健在ぶりだけでなく、新加入選手も徐々にチームに順応してきたなか、スペイン紙「マルカ」は1月の移籍市場について予測している。
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今夏の移籍市場でバルサはアトレチコ・マドリードからフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマン、アヤックスからオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングを獲得。前者は当初こそメッシ、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスとの共存をどう図るかが難儀したものの、グリーズマンの得点数が増え、デ・ヨングもインサイドハーフの主力としてプレーしている。
それもあって、冬の移籍市場のテーマは余剰戦力の整理のようだ。下部組織出身のゲームメーカー、MFカルレス・アレーニャは出場機会を増やすため、ベティスへの期限付き移籍が合意。またDFジャン=クレア・トディボについても複数クラブが興味を示しているという。
そのなかでバルサはすでに2020-21シーズンの移籍市場に目を向けている。獲得の優先度は右サイドバックとセンターバックにあると見ているが、前者はDFネルソン・セメドと万能のスペイン代表MFセルジ・ロベルト、後者は負傷がちのフランス代表DFサミュエル・ウムティティがトップフォームを取り戻せるか次第だという。
またインサイドハーフでは2021年夏に契約が切れるクロアチア代表MFイバン・ラキティッチとチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルは退団する可能性が高くなっているとも見ている。
リーガ3連覇と2014-15シーズン以来となるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇に向けて、現有戦力をどこまで一体化できるか――それが2020年のバルサのメインテーマとなりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)