レアル停滞の意外な理由 立ちはだかる思わぬ“敵”に現地紙「9ポイントを失わせた」
18試合を終えて引き分け7試合、勝ちきれない試合が目立つ理由を現地紙分析
レアル・マドリードは今季リーグ戦18試合を終えて10勝1敗の一方、引き分けが7試合と勝ちきれない試合が目立つ。スペイン紙「AS」は「今季、ウッドワーク(ゴールポスト)がレアル・マドリードの9ポイントを失わせた」との見出しで報じ、レアル停滞の理由が枠に嫌われ続けるシュートにあると指摘している。
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レアルは現在、首位バルセロナとの勝点2差で2位につけている。得点数「33」はリーグ2位、失点数「12」もリーグ2位タイと記録上は攻守両面で安定しているのが、引き分けが7試合と勝ちきれない試合が多く、勝点を伸ばせずにいる。
その原因の一つが、枠に嫌われ続けるシュートにあるようだ。0-0に終わった直近のアスレチック・ビルバオ戦ではそれを象徴するかのように、ドイツ代表MFトニ・クロース、スペイン代表DFナチョ、クロアチア代表FWルカ・ヨビッチ3人のシュートがポストやバーに当たって、ゴールに結びつかない場面があった。
記事によれば、今季のレアルはすでにゴールポスト(クロスバー)に当たったシュートが計11本もあるという。これはオサスナの14本に次ぐリーグ2位の多さ。タイトルレースのライバルであるバルセロナとアトレチコ・マドリードはそれぞれ5本と7本だ。
さらに記事では、仮にこれらのシュートが決まっていた場合、レアルは今よりも9ポイント多く積み重ねることができていたと指摘。いずれも引き分けに終わっていたバジャドリード戦(1-1)、ビジャレアル戦(2-2)、バルセロナ戦(0-0)、ビルバオ戦(0-0)が勝利となり、0-1で破れたマジョルカ戦は引き分けに持ち込めていたと分析している。4引き分け(勝ち点4)が4勝(勝ち点12)でプラス8ポイント、1敗(勝ち点0)が1引き分け(勝ち点1)でプラス1ポイントという計算のようだ。
勝負の世界に「たら」「れば」は禁物だが、今季のレアルは思わぬ“敵”にゴールを阻まれ続けているようだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)