E-1「日韓戦」と「香港デモダービー」で厳戒態勢 警察240人、警備員640人を配備へ
日本と韓国が大会優勝を懸けて対戦、香港と中国の一戦も大きな関心
森保一監督率いる日本代表は18日、韓国・釜山で開催されているE-1選手権の最終戦で韓国と対戦する一方、同日に香港と中国が激突する。厳戒態勢のなかで大会最終日の2試合が行われるなか、韓国メディアは「日韓戦、“香港のデモ”ダービー…警備員640人で警備強化」と伝えた。
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「男子最終戦の第3戦2試合は、サッカーそのものだけでなく、国家間の微妙な情勢で大きな関心を集めている」と報じたのは韓国テレビ局「MBN」だ。
同会場で18日の16時15分から香港と中国、19時30分から韓国と日本が対戦する。香港の民主化デモを受けて「香港と中国のファンの間で“場外戦”が予想される」と記し、「予期せぬ状況が起こる可能性がある」と危機感を強めている。
また、日韓戦に関しては「伝統のライバルマッチで、優勝決定戦であるだけでなく、両国の対立が続くなかで大きな注目を集める」と言及。さらに「今回の大会は“興行不振”と批判されているが、日韓戦はすでに2万席以上が前売りされている」という。
「サッカー協会関係者は『警察機動隊を既存の80人から240人に増やし、警備員も560人から80人を加えた640人が配置されるだろう』と話している」
スタジアム内では政治的フレーズとプラカードの掲示は禁止されており、警備体制もこれまでより強化されるなど物々しい雰囲気が予想される。開催国の韓国メディアは最終日の動向に大きな関心を寄せているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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