リバプールDFファン・ダイク、サポーター協会選出の年間最優秀選手賞を受賞
シティFWスターリングを抑えて初受賞 リバプールの選手としては4人目の獲得
リバプールのオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクが、サポーター協会選出の年間最優秀選手賞を受賞。記者投票で決まるバロンドールでは2位で惜しくも受賞を逃したが、サポーターが選ぶMVPに選ばれた。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。
同賞はイングランドとウェールズのサポーターで構成されるフットボール・サポーターズ・アソシエーションが主催したもので、2013年からスタートして、今年で7年目となった。
ウェールズとイングランドでプレーする選手が対象となり、今年は計34万以上の投票が集まった。その結果、男子部門では昨季のUEFAチャンピオンズリーグ王者リバプールに所属するファン・ダイクが堂々の1位に選出。2位のマンチェスター・シティのイングランド代表FWラヒーム・スターリングを抑えて初受賞となった。
その他にはファン・ダイクのチームメイトであるリバプールのセネガル代表FWサディオ・マネ、トットナムの韓国代表FWソン・フンミン、レスターの元イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディ、アーセナルのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンがノミネートされていた。
ファン・ダイクはエジプト代表FWモハメド・サラー、ブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョ、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスに続き、リバプールで4人目の同賞受賞となった。サッカー界で最も栄誉ある賞と言われるバロンドールの受賞こそ逃したファン・ダイクだが、サポーターから認められた証しとも言えるこの賞について「とてもありがたく思います。僕にとってとても意味のあるもの」とコメントしている。
女子部門はアーセナル・ウィメンに所属するオランダ代表FWフィフィアネ・ミデマーが受賞。男女ともにオランダ人選手が揃って受賞する結果となった。
(FOOTBALL ZONE編集部)