日本代表、香港を5-0撃破で3大会ぶり優勝に王手! 小川が史上3人目のデビュー戦ハット

日本代表は5-0の快勝【写真:Getty Images】
日本代表は5-0の快勝【写真:Getty Images】

中国戦から先発総入れ替え 菅、田川もA代表初ゴールと“東京五輪世代”が全5得点

 日本代表は14日、韓国・釜山で開催されているE-1選手権の第2戦で香港と対戦し、FW小川航基の史上3人目となるA代表デビュー戦ハットトリックなどで、5-0の勝利を飾った。2連勝で2013年以来3大会ぶり2回目の優勝へ王手をかけ、最終戦の“日韓戦”に挑む。

 今大会は国際Aマッチウィークの開催ではないため、A代表でありながらも海外組の招集は基本的に不可能。森保一監督は兼任する来年の東京五輪を目指すU-22代表世代の選手を多く抜擢し、Jリーグ勢を中心としたフレッシュなチームで臨んでいる。そして、初戦の中国戦(2-0)からはスタメン11人を総入れ替え、7人がA代表デビューとなる構成でこの一戦に臨んだ。

 立ち上がりから右ウイングバックのMF相馬勇紀と、右シャドーに入った今季のJ1得点王でMVPのMF仲川輝人が右サイドから仕掛けるシーンが多くなった。そうしたなかで前半8分、右サイドからの攻撃がゴール前の浮き球でこぼれたところ、左45度付近からMF菅大輝が強烈な左足ボレーを突き刺して先制。菅はA代表デビュー戦で初ゴールとなった。

 さらに同14分には左コーナーキックで、キャプテンマークを巻いたMF大島僚太のキックを、ゴール前でFW田川亨介が後ろに流し込むようなヘディングでゴール。さらに同26分にはゴール正面でパスを受けたFW小川航基が、反転しながらの右足ミドルを決めて3-0とリードを広げた。田川と小川もいずれもA代表初ゴールで、小川はデビュー戦での一撃になった。

 懸念されたほど香港が自陣深い位置に守備ブロックを形成する戦術に出なかったこともあり、日本が相手ゴール前に入っていくシーンが多いなか、前半終了間際には小川がこの日2点目のゴール。4-0とリードしてハーフタイムを迎えた。

 後半に入ると前半2得点の小川が記録を残した。後半13分、左サイドでのセットプレーを短くつなぐと、大島のクロスが相手に当たってコースが変わったところを小川が頭で押し込みハットトリックを達成。代表デビュー戦でのハットトリックは、1930年に若林竹雄、2010年に平山相太が記録して以来の史上3人目になった。

 もっとも後半の日本はボール保持率こそ変わらずに高かったものの、攻撃の仕上げにやや精度を欠いた感は否めず。その後追加点は生まれなかったが、日本は中国戦に続く2連勝で最終日となる18日に組まれている開催国・韓国との一戦に優勝が懸かる。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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