広島のブラジル人MF、日本の“おもてなし精神”に感銘 「日本文化は珍しく、とても親切」
今季広島でプレーしたMFハイネル、Jリーグ2年目に満足感「文句は何一つない」
J1サンフレッチェ広島のブラジル人MFハイネルが母国紙「ランス」の取材に応じ、今季決めたゴールを「キャリの中で最も美しい」と自画自賛した一方、「日本の文化は珍しく、外国人に対してとても親切」と絶賛している。
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現在29歳のハイネルは2017年にJ1川崎フロンターレへ加入し、リーグ戦14試合1ゴールにとどまった。その後母国に戻ってプレーし、今季から広島に在籍。リーグ戦24試合2ゴールの結果を残した。日本での2シーズン目を戦い終えたブラジル人MFにとって、2019シーズンは思い出深いものとなったようだ。
ブラジル紙「ランス」に対して「実りの多いシーズンだった。終盤までリーグタイトルを争い、自分のキャリアにおいて最も美しいゴールを決めることができた」と振り返ったハイネルは、9月18日の天皇杯16強の大分トリニータ戦(1-1/9PK10)で決めた豪快なオーバーヘッド弾を“キャリアベスト”と語っている。
天皇杯の大分戦は惜しくもPK戦の末に敗れて8強進出を逃した一方、シーズンは6位でフィニッシュ。それでも「文句は何一つない。そして来年も同じくらい良いことがあるように願っている」と充実感を滲ませている。
また、ハイネルは日本の文化に好印象を持ち、さらに日本人の“おもてなし精神”に感銘を受けたという。
「唯一の問題は言葉だった。日本の文化は珍しく、外国人に対してとても親切だ。そうした面が僕の助けになった、特に加入した時にね。ここに居られてすごく幸せだし、プロとして非常に充実しているよ」
攻守両面にわたるハードワークとスピードでチームを助けたブラジル人MFは、Jリーグ3年目となる来季もフル稼働が期待されている。日本での生活に溶け込むなか、さらなる飛躍を見せてくれそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)