バルサからの移籍を示唆したビダル マンUが早くも代理人に接触して移籍交渉を開始
現状に不満を抱えるビダル 中盤戦力の補強が急務のマンUと相思相愛か
バルセロナのチリ代表MFアルトゥール・ビダルが、移籍を示唆して騒動を起こしている。その騒動のなか、マンチェスター・ユナイテッドは早くもビダルへの接触を試みたと、英紙「デイリー・ミラー」が伝えている。
今季は途中出場が多いビダルはスペイン・カタルーニャのテレビ局「TV3」のインタビューで、「12月までに、あるいはシーズンの終わりまでに、ここで重要と感じられない場合は視野を広げて解決策を見つける必要がある」と語り、現状の起用法が続くようなら移籍する可能性があることを示していた。
その話を聞きつけて、早くも動き出したのがユナイテッドだという。イタリアメディア「FCインテル・ニュース」の情報を引用した「デイリー・ミラー」紙は、ユナイテッドがビダルの代理人であるフェルナンド・フェリチェビッチ氏に連絡を取ったことを伝えている。
フランス代表MFポール・ポグバの負傷離脱によって中盤の戦力に不安を抱えるユナイテッドは、同ポジションの補強を優先的に行うように考えているという。そこでビダルに白羽の矢を立てられた。ユナイテッドは、1300万ポンド(約18億4000万円)程度での契約を望んでいるようで、今後は1月の移籍市場解禁までに条件を詰めていくことになりそうだ。
ビダルの代理人であるフェリチェビッチ氏は、インテルのチリ代表FWアレクシス・サンチェスの代理人も務めている。サンチェスをインテルに移籍させた実績でフェリチェビッチ氏は株を上げ、ユナイテッドのエド・ウッドワードCEOと良好な関係を築いているという。
正解は1月にならないと分からないが、現在のところビダルとユナイテッドは相思相愛と言われており、この移籍話が実現する可能性は高いと見られている。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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