Jリーグで最も自由を得る男 横浜FMの“助っ人トップ下”は「王道の戦術」…相手DFも白旗

M・ジュニオールは「空間を見出すのが非常に上手い」 同僚も称賛

 この現象が起きるのは、決して川崎に限ったことではない。右SBを務めるDF松原健は「エリキが裏に抜け続けることもあって、相手の最終ラインは絶対に下がってくる」と指摘。そして、その恩恵を最も受けているのが、今季15ゴールで仲川とともに得点ランクのトップにも立っているM・ジュニオールだということだ。「相手のラインが下がって空いたスペースをマルコスが使うというのが、今のチームの王道の戦術となっている。その空間を見出すのが非常に上手いし、そこから一仕事してくれるので」と松原は語った。

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 横浜FMは今季リーグ戦65得点と、得点数で2位につける川崎に10得点も離しており、他の追随を許さぬ圧倒的な攻撃力を誇示している。Jリーグ最強の3トップがあらゆる対戦相手の最終ラインを下げ続けることで、トップ下でプレーするM・ジュニオールは現在、ピッチで最も自由を手にしている選手といっても過言ではないだろう。

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