久保建英、マジョルカ攻撃陣の“序列”を崩すか 地元メディア「注目に値する活躍」
モレノ監督がベティス戦のメンバー選考に悩む? ベンチスタートの可能性指摘も…
マジョルカの日本代表MF久保建英は、現地時間22日に行われたリーガ・エスパニョーラ第14節の敵地レバンテ戦(1-2)で同点ゴールを演出するなど、再三にわたってチャンスを創出し存在感を発揮した。30日の本拠地ベティス戦では、4試合連続のスタメン出場に期待が高まるが、地元メディア「マジョルカ・ディアリオ」は指揮官がメンバー選考に頭を悩ませる状況になっていると報じている。
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久保は10月31日のリーガ第11節オサスナ戦(2-2)で出番がなかったものの、11月3日の第12節バジャドリード戦(0-3)から3試合連続でスタメン出場中。第13節ビジャレアル戦(3-1)で見事なミドルシュートを叩き込み、リーガ初ゴールを奪うと、レバンテ戦でも得点に絡む活躍を見せた。
この2試合でのパフォーマンスについて、「マジョルカ・ディアリオ」は「最近2試合での久保の注目に値する活躍によって、ビセンテ・モレノ監督が若き日本人選手を先発で起用し続けるかどうか、検討せざるを得ない状況にしている」と指摘。もっとも、前節はコンディション不良でメンバーを外れたFWラゴ・ジュニオールが回復したことで、「タケの先発を難しくしている」と伝えている。
そのうえで、モレノ監督は従来のレギュラー陣であるGKマノロ・レイナ、DFジョアン・サストレ、フラン・ガメス、アントニオ・ライージョ、マルティン・ヴァルイェント、MFイドリス・ババ、サルバ・セビージャ、ダニ・ロドリゲス、アレイシュ・フェバス、FWアンテ・ブディミル、ラゴ・ジュニオールを起用する可能性があると続けた。
同メディアは久保が初ゴールを決めたビジャレアル戦での活躍を称えたうえで、その試合でもサルバ・セビージャの欠場と重なっていたことによる先発起用だったと言及。彼らが戦列に復帰している今、「クボが加わることでチームはより攻撃的になるが、逆に守備面ではモレノがチームに望む強固さを失うことになる」と指摘した。
17位に沈み連敗を避けたいマジョルカ。勝ち点2差の15位ベティスとの一戦に、モレノ監督は手堅く従来のレギュラー陣で臨むのか、それとも久保がその一角に食い込むのか。久保が4戦連続の先発出場となれば、“攻撃陣の序列”に変化を与えたことになるのかもしれない。
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(FOOTBALL ZONE編集部)