125億円でレアル加入のMFアザール、高騰する移籍市場に持論「おかしな状況」

レアルMFアザール、高騰する移籍市場に持論【写真:Getty Images】
レアルMFアザール、高騰する移籍市場に持論【写真:Getty Images】

期待のFWムバッペ、元レアルのロナウドについても言及

 レアル・マドリードに今シーズンから加入しているベルギー代表MFエデン・アザールは、ここまでで8試合1得点1アシストとなかなか数字を残せていないが、徐々に得意のテクニカルなプレーを見せつつある。そのなかでフランス紙「パリジャン」の取材を受け、高騰する移籍市場について「おかしな状況だ」と語ったとスペイン紙「マルカ」が伝えている。

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 フランス紙の取材ということもあり、アザールは次世代の世界ナンバーワンプレーヤー候補、フランス代表FWキリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン)、そしてレアルの背番号7と言えば稀代のゴールゲッター、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(現ユベントス)について触れている

「もし僕が(レアルに)連れていけるなら彼は今後数年以内に世界ナンバーワンになる」、「ポテンシャルの高い若い選手が多い中で、キリアンがこのまま伸びていけば、歴史上最高の選手の1人になるだろう」というムバッペ評とともに、「クリスティアーノが僕の前にいた事実、そして彼よりも上手くやらないといけないということを考えないようにしている」とも話している。

 ロナウドと同等以上に活躍が求められるのは、その移籍金にもあるだろう。今オフにチェルシーからレアルに加入された際の移籍金は1億ユーロ(約125億円)にも及ぶというが、そのアザール自身が「最近の移籍状況はおかしな状況だよね」とし、このように語っている。

「サッカー選手に対しては1億ドルもの資金を注入するべきではないと思うけど、それがいまのマーケットなんだろうし。僕はその部分を考えてはいない。もしその費用が500万ドル(約5億5000万円)だとしても僕は同じようにプレーするだろう」

 移籍金の高騰に対して、選手としての立場としては思うところがあるようだ。1億ユーロと言う“値札”によって負う重圧はさらに大きくなっているなか、アザールはそれを振り払うような結果を出せるだろうか。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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