FC東京が首位陥落…湘南に1-1ドロー 5連勝の横浜FM、次節にも15年ぶりJ1優勝の可能性
ホームで湘南に1-1ドロー…松本に勝利した横浜FMが逆転で首位浮上
J1初優勝を狙うFC東京は23日、リーグ第32節の湘南ベルマーレ戦に臨み1-1で引き分けた。勝ち点を「63」としたものの、松本山雅FCに1-0で勝利した横浜F・マリノスに逆転され首位陥落となった。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
前節終了時点で勝ち点「3」差にFC東京、2位横浜FM、3位鹿島アントラーズの3チームがひしめく大混戦の優勝争い。3チームの試合が同時刻キックオフとなるなか、クラブ史上初のJ1リーグ制覇を目指すFC東京は、ホームの味の素スタジアムに湘南を迎えた。
是が非でも勝ち点3を奪いたいゲームだったが、16位と残留争いの渦中にいる湘南を相手に苦戦を強いられることになる。序盤はFC東京が攻勢を仕掛けるも、徐々にアウェーの湘南へと試合のリズムが傾くと、前半36分にMF山田直輝のスルーパスに抜け出したMF松田天馬に決められ、先制点を献上した。
1点を追う展開となった後半、FC東京は立ち上がりから攻撃的にゲームを進め、同3分には日本代表FW永井謙佑がシュートもゴールの枠は捉えきれず。その後も敵陣でゲームを進めながら、相手の守備網を破れず焦りの色が濃くなっていく。同21分には日本代表MF橋本拳人のドリブル突破から、最後は途中出場のMF三田啓貴が左足で合わせるもGK正面。しかし、後半アディショナルタイムに執念が実る。ロングボールから最後はDF森重真人が、起死回生の同点ゴールを叩き込み引き分けに持ち込んだものの、勝ち点は「63」止まりとなった。
他会場では2位の横浜FMが17位の松本にアウェーで1-0と勝利し、破竹の5連勝。9戦負けなしで勝ち点を「64」に伸ばして首位に浮上し、結果次第では次節にも2004年以来15年ぶり4度目のJ1リーグ制覇が決まる。前節3位の鹿島は、アウェーでサンフレッチェ広島に0-0で引き分け、勝ち点は「60」止まり。3チームが勝ち点「4」差で競り合いながら、運命のラスト2試合へと突入する。
(FOOTBALL ZONE編集部)