浦和サポーター600人、ACL決勝の前日練習に集結! 横断幕や拍手でチームを鼓舞

ACL決勝第2戦に向けて鼓舞する浦和のサポーター【写真:轡田哲朗】
ACL決勝第2戦に向けて鼓舞する浦和のサポーター【写真:轡田哲朗】

槙野や橋岡ら選手も感謝 「明日は凄い力が出せるんじゃないかとワクワクしている」

 浦和レッズは24日にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝第2戦、ホームでのアル・ヒラル(サウジアラビア)戦を迎える。その前日練習には、約600人のサポーターが集まって選手たちにエールを送った。

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 浦和は今週に入ってから、22日まで3日連続の非公開練習を実施。集中した環境で第1戦の敵地で0-1と敗れたゲームを分析しつつ、そこからの逆転を実現するべく準備を進めた。そしてACL前日練習は通常、一般非公開で冒頭15分のみメディアへ公開というものだったが、決戦を前に公開練習に踏み切っていた。

 多くの横断幕が張られるなかで浦和はセットプレーの確認などを行ったが、そのメンバーはかなりシャッフルされたもので、前日までにハッキリとした準備が行われていたことを窺わせた。練習が終わると、整列してサポーターに感謝の気持ちを伝えた選手たちに、大きな拍手とエールが送られた。

 そうした環境の中でトレーニングを行ったDF橋岡大樹は、「初戦が0-1で、周りからは難しいと思われているかもしれないけど、いつも以上の力を出せるかが大事になるし、それを引き出してくれるサポーターがついている。明日は凄い力が出せるんじゃないかとワクワクしている」と決戦に思いを馳せた。

 また、2017年のACL優勝を知るDF槙野智章は、「2年前もそうでしたけど、試合前から試合が始まっているような雰囲気を作ってくれる。それを力にできたからこそだと思っているし、(明日も)その自信はあります」と、サポーターの後押しに力強さを感じたと話した。

 浦和は07年、17年に続く2年ぶり3回目のアジア制覇を目指す。過去2回も勝利の瞬間を迎えたホームの埼玉スタジアムで、最大限の力で背中を押すサポーターとともにトロフィーを掲げる瞬間を作り出そうとしている。

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(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)



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