アザール、古巣チェルシーは「パーティーしているようだ」と称賛 「ファンはハッピー」
シティとのアウェー戦は「簡単にはいかないだろう」としつつも勝利を予想
レアル・マドリードのベルギー代表MFエデン・アザールは、現地時間23日に行われるイングランド・プレミアリーグ第13節で、古巣チェルシーが王者マンチェスター・シティに勝つと予想している。英紙「デイリー・ミラー」が伝えた。
チェルシー時代に公式戦352試合に出場し、110ゴールを記録したアザール。チェルシーの絶対的エースとして君臨し、在籍7年でプレミアリーグ制覇やUEFAヨーロッパリーグ(EL)制覇の立役者となった。ここ数年の移籍の噂を経て、ついにこの夏にスペインへ渡っている。
エースのアザールが去ったチェルシーだが、今季から新たに就任したクラブOBの元イングランド代表MFフランク・ランパード監督の下、プレミアリーグではスタートでこそ黒星を喫したものの、直近6連勝で勝ち点26の3位につけている。
そんな躍動するチームが次のアウェー戦で対戦するのは、プレミア3連覇を目指すシティ。昨季はホームでは2-0で勝利を収めたが、アウェーでは0-6と完敗を喫している相手だ。
しかし、アザールは英衛星放送「スカイ・スポーツ」のインタビューで、チェルシーが勝つと思うかと聞かれると、「もちろん、そう思うよ。簡単にはいかないだろう。あそこでプレーするのは厳しいからね」と述べ、こう続けている。
「前回はあそこで彼らに0-6で負けた。私にとっても、チェルシーにとっても本当にひどい思い出だ。でも、今季の彼ら(チェルシー)は非常にいいと思う。かなり若いが、本当に強い。だから、きっとアウェーで勝つだろうね」
さらに、今季の古巣について、「彼ら(の試合を)見ると、アザールはいないがパーティーしているようだ!」と表現。「たくさんゴールを決められて、ファンはハッピーだし、リーグ3位につけている。だから、きっと素晴らしいシーズンになるだろう。勝ち続けて、順位を維持していく。それでいい」と期待を示した。チェルシーは昨季王者を撃破し、“元エース”の期待に応えることはできるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)