バルサ幹部、オランダ代表クーマン監督の指揮官リスト入り告白 「基準を満たしている」
スポーツダイレクターのアビダル氏、クーマン監督の将来的なバルサ監督就任について言及
バルセロナのスポーツダイレクターで元フランス代表DFエリック・アビダル氏は、現在の指揮官であるエルネスト・バルベルデ監督をクラブが支持していることを認めたうえで、オランダ代表監督であるロナルド・クーマン氏がバルセロナの監督を担う基準を満たしていることを明かした。米スポーツ局「ESPN」が報じた。
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現在オランダ代表監督を指揮するクーマン氏は先日、自身の契約の中に来年の夏に行われる欧州選手権(EURO)2020後にバルセロナからのオファーがあった場合には代表監督を退任できる契約条項が存在していることを明かした。また、将来的なバルセロナの監督就任に意欲を見せ、多くの噂を生むこととなった。
一方、最近のバルセロナはなかなか結果が伴わず、バルベルデ監督に向けられるプレッシャーは日増しに強まっており、今シーズン限りでの退任の噂も色濃くなっている。
現在の状況に対してスポーツダイレクターであるアビダル氏は、スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」に「このクラブの(指揮官に就任する)可能性がある監督リストは非常に短い」と主張。そのうえで、クーマン監督がリストに入るだけのものを持っていることを明かした。
「クーマン監督の条項に関する情報は、現在一般的によく知られている。しかし、決断を下すのは、彼ではなくクラブだ。クーマンはクラブの監督を務める基準を満たしているが、私は監督について誰とも話をしていない。エルネストに多くの敬意を払っているからね」
加えてアビダル氏は「(2021年までは)契約しているので、おそらくエルネストになるだろう。そこに疑いはないよ」と語り、バルベルデ監督への信頼を明かしている。
バルセロナの次期監督問題は、このまま収束するのか。それともクーマン監督が就任する可能性もあるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)