J2最終節へ「3つの焦点」 横浜FCは13年ぶりJ1昇格王手、栃木は大逆転で自動残留なるか

10月16日現在のJ2順位表 【写真:Football ZONE web】
10月16日現在のJ2順位表 【写真:Football ZONE web】

4~8位の5チームが勝ち点「3」差でJ1昇格PO出場権を争う

 そして24日の14時から、全試合が同時刻キックオフとなる最終節の対戦カードは以下のとおりとなっている。

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■11月24日(日)
山形(4位) vs 町田(19位)
水戸(8位) vs 岡山(9位)
千葉(16位) vs 栃木(21位)
柏(1位) vs 京都(7位)
東京V(13位) vs 岐阜(22位)
横浜FC(2位) vs 愛媛(17位)
甲府(6位) vs 琉球(14位)
新潟(11位) vs 長崎(12位)
金沢(10位) vs 大宮(3位)
徳島(5位) vs 山口(15位)
福岡(18位) vs 鹿児島(20位)

「2位争い」では、横浜FCがホームで愛媛FCと戦う一方、大宮はアウェーで10位のツエーゲン金沢と対戦。大宮は勝利が絶対条件で、横浜FCが引き分けた場合は勝ち点「77」で並ぶため得失点差の勝負となる。

「J1昇格PO争い」は、4位山形と5位徳島は勝てば出場権を獲得。引き分けた場合は勝ち点「71」となり、6位甲府と7位京都がともに勝利した場合は得失点差の争いに。8位の水戸が勝ち上がるには、9位岡山との一戦に勝利して勝ち点を「70」としたうえで、上位陣の結果を待つしかない。

「自動残留争い」は、21位の栃木が勝利して勝ち点を「40」に伸ばし、19位町田と20位鹿児島のどちらかが敗れた場合は得失点差の勝負に。栃木は3チームのなかで得失点差が「-21」と最も良いため、その時点で逆転残留となる。第39節から2勝1分と勢いがあるだけに、ジェフユナイテッド千葉との最終節でも勝利を収めて“奇跡”を手繰り寄せられるか。引き分け以下の場合は21位が確定し、J3リーグの結果次第では降格となる。

 最終節は、多くのチームに「勝利」が求められる運命の一戦となる。同時刻キックオフで開催されるなか、どんなドラマが待ち受けているのか。“混戦J2”のラストから目が離せない。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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