チェルシー戦力外のジルー、ドルトムントが1月の移籍市場で獲得興味…7億円要求か
インテルからも関心を寄せられる33歳のフランス代表FW、本人も1月の移籍を希望
チェルシーに所属するフランス代表FWオリヴィエ・ジルーは、今シーズン台頭してきた若手のイングランド代表FWタミー・アブラハムにポジションを奪われ、満足な出場機会を得られていない。英紙「デイリー・ミラー」は、チェルシーで余剰戦力となっているストライカーについて、ブンデスリーガのドルトムントが獲得に興味を示したと報じている。
ドルトムントは昨夏もジルーの獲得に動いていたが、この時はオファーを断られている。ドイツの強豪は再びジルーの獲得に関心を示しているようだが、インテルも調査を進めており、チェルシーは500万ポンド(約7億円)を要求する見込みだという。
今シーズン、チェルシーで公式戦6試合の出場にとどまっている33歳は、定期的な出場機会を求めている。チェルシーとの契約が満了する2019-20シーズン終了後まで待てば、移籍金ゼロで獲得できるが、フランス代表に残り、来夏のEURO2020 出場を目指すジルーは1月の移籍を希望しているという。
ジルーはフランス代表の一員として14日に行われたEURO2020予選のモルドバ戦に出場。先制される難しい試合で、決勝点となるPKを決めて2-1の勝利に貢献している。フランス代表ではレギュラーとして活躍を続けるジルーだが、チェルシーでは今シーズンのプレミアリーグで最多2位の10得点を挙げているタミー・アブラハムにポジションを奪われた。さらに、フランク・ランパード監督の序列では、ベルギー代表FWミシー・バチュアイがジルーの上にいる。
フランス代表は、アルバニアに移動し、17日にEURO2020予選グループHの試合を行う。すでに予選突破を決めたフランスだが、所属クラブでは出場機会が少ないジルーにとっては、この試合も彼の価値を証明するための重要な一戦となりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)