アトレティコFW、同僚の存在によるチェルシー時代の苦悩激白 「気が狂いそうになった」
スペイン代表FWモラタ、チェルシー時代を回想「楽しい時間ではなかった」
アトレティコ・マドリードのスペイン代表FWアルバロ・モラタは、以前にチェルシーに所属していた時、彼の能力を疑うチームメイトのせいで「気が狂いそうになった」と激白している。米スポーツ局「ESPN」が報じた。
18カ月のローン移籍の末、来夏にアトレティコへ完全移籍とされるモラタは、ここ公式戦6試合で連続ゴールを奪取。チームの攻撃を牽引する存在として結果を残し続けている。
そんなモラタは12日夜にスペインラジオ局「COPE radio」のインタビューに対して「今は幸せだ」と語った一方、かつては「フットボールの人生で楽しい時間ではなかった。楽しむのを止めていた。時には自分自身すら信じていなかった」と苦しい時期を過ごしていたことを明かしている。
その時期というのが、アトレティコ加入前のチェルシー時代だという。自分のフォームとフィットネスに苦労していたことを告白し、チームメイトによって自分のプレーができなかったと非難している。
「イギリスでいくつかの試合でプレーしたけど、僕が空いたスペースに入った時にチームメイトは僕を見ていたが、彼らは僕がボールを受けても何も良いプレーはしないだろうと思っていた。そう考えているのを僕も知っていたよ。そのせいで僕は気が狂いそうになった。僕は本当に悪い時間を過ごしたね」
また時には「試合後に携帯電話を壊した。家に帰って壁に投げつけたんだ」とプレッシャーによって破壊衝動に襲われた時もあったというモラタ。アトレティコ移籍が一つの転機となったのは間違いないようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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