レアルDF、“宿敵”バルサのCL早期敗退を願う 「嘘はつかない。そのほうが好ましい」
カルバハルがCLでライバルが勝ち上がらないことを期待 「僕たちにとって最大のライバル」
レアル・マドリードに所属するスペイン代表DFダニエル・カルバハルは、バルセロナが期待外れの結果に終わってほしいという願望を隠さなかった。スペイン紙「マルカ」が報じている。
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今シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でバルセロナは、第4節終了時点でグループステージ突破をまだ決めていない。レアル下部組織で育った生え抜きDFは、バルサがドルトムント、インテル、スラビア・プラハと同居するグループFで躓くのは望ましいことだと、「ラジオ・マルカ」の取材で明言した。
「嘘はつかないよ。僕にとってはバルセロナが突破できないほうが好ましい。彼らはCLの優勝候補であり、僕たちにとって最大のライバルだからね。嘘はつきたくない。彼らがリーガでも負けるほうが好ましい。彼らはライバルであり、それはCLでも同じことだ。スペクタクルなスカッドを揃えているし、挑戦者でもある。僕たちにとって力のあるクラブが負けることは望ましいことだよ」
レアルとバルサが激突する今季最初の「エル・クラシコ」は10月26日に予定されていたが、カタルーニャ州の治安が考慮され、12月に延期された。カルバハルは、その判断は正しかったと感じているという。
「セキュリティー面の理由から、試合は延期された。その判断がされたということは、何かがあったということだ。収益を考えれば、予定通り試合が行われたほうが良かったかもしれないが、セキュリティー面のほうが重要なことだよ」
スペイン代表は欧州選手権予選で15日にマルタ代表と、18日にルーマニア代表と対戦する。バルセロナからはMFセルヒオ・ブスケッツのみの招集になっていたことも、カルバハルの口を滑らかにしたのかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)