ブラッター会長とプラティニ副会長に厳罰 FIFAが8年間の活動停止処分を下す
プラティニ氏の次期会長選出馬の野望は潰えることに
国際サッカー連盟(FIFA)の倫理委員会は、不正な金銭のやりとりを理由にFIFAから90日間の職務停止処分を言い渡されていたゼップ・ブラッター会長と副会長のミシェル・プラティニに、8年間の活動停止処分を下したと発表。両氏は処分期間中、いかなるサッカー活動への関与が不可能となった。英国営放送「BBC」など大手メディアも一斉に報じた。
サッカー界からの永久追放も噂されていたブラッター会長は、「私は悪魔でも、FIFAはマフィアでもない」と潔白を主張していたが、倫理委員会の審査の結果、処分が確定した。欧州サッカー連盟(UEFA)の会長も務めるプラティニ氏は、FIFA次期会長選挙への出馬を表明していたが、その野望は潰えることとなった。
FIFA失墜の象徴となった2人には、サッカー界から「NO」の判断が下された。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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