久保建英の途中交代は「当然」 マジョルカ記者が後半の“失速”指摘「何ももたらせず…」

マジョルカの地元紙「ディアリオ・デ・マジョルカ」のエレナ・ガリシア記者【写真:Football ZONE web】
マジョルカの地元紙「ディアリオ・デ・マジョルカ」のエレナ・ガリシア記者【写真:Football ZONE web】

「良いダイアゴナルの動きもあった」 マジョルカ番記者、序盤のプレーは評価

 この日の久保のパフォーマンスについて、スペイン紙「AS」、「マルカ」ともに試合翌日の紙面で1点(最高3点)をつけ、プレーについては特に言及しなかった。

 マジョルカの地元紙「ディアリオ・デ・マジョルカ」のエレナ・ガリシア記者は、この日の久保について「試合の立ち上がりはとても良かったと思います。ラゴとの相性が良く、コンビネーションが素晴らしかったですし、良いダイアゴナルの動きもありました」と試合序盤のプレーを称賛した。

 しかし、その後のプレーについては「後半はチームの調子が落ち、久保も他のチームメートと同様にパフォーマンスが悪くなりました。交代は当然のものだったと思います。なぜならチームに何ももたらせず、ポジティブなものがありませんでしたからね」と辛辣に語った。

 マジョルカは次節、10日にホームでビジャレアルと対戦する。その後、代表ウィークによる中断期間を迎えるが、久保は再び上昇気流に乗ることができるだろうか。

高橋智行

たかはし・ともゆき/茨城県出身。大学卒業後、映像関連の仕事を経て2006年にスペインへ渡り、サッカーに関する記事執筆や翻訳、スポーツ紙通信員など、スペインリーグを中心としたメディアの仕事に携わっている。

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