浦和がACL決勝第2戦の“チケット転売”で緊急声明 「非常に残念」と入場禁止措置も示唆
転売サイトへの出品を確認、ファンへ情報提供も呼びかける
浦和レッズは、24日に行われるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝第2戦、アル・ヒラル(サウジアラビア)とのホームゲームの入場チケットが転売されている件について、転売者が特定された場合の入場禁止の措置を明らかにして、情報提供も求めている。
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浦和はACL決勝進出が決まったなかで、シーズンチケットホルダーやクラブの会員「REX CLUB」の入会者など、段階的なチケット販売をしている。しかし、すでにそうした一般販売前に入手されたチケットが、複数のインターネット・オークションサイトやチケット転売サイトに出品されていることが確認された。
この状況に対して浦和は、クラブ公式サイトで「2017年ACL決勝でチケットの高額転売が多発したことを受け、購入回数・枚数の制限の設定等をしておりますが、インターネットでチケットが高額で転売されていることを確認いたしました。非常に残念でなりません」として、2年前のACL決勝で問題になったことへの対応が実っていない点について遺憾の意を示した。
そのうえで浦和はチケット不正転売禁止法や、クラブが定めるサッカー試合運営管理規程に基づき「チケットの転売行為が判明した場合は、購入済みのチケットを無効とし、入場をお断りする場合がございます。現在クラブは転売者の特定を進めております。転売者が特定された場合は、しかるべき措置を含め対応してまいります」と、入場禁止の措置を取る場合があることを明らかにしている。
また、それと同時に「クラブからみなさまに転売防止について、情報提供のご協力をお願いする場合がございますが、その際はご協力していただきますよう、どうかよろしくお願いいたします」と、情報提供への協力も呼びかけた。
浦和にとっては2年ぶり3回目のアジア王者獲得へ向け、最後の試合となる第2戦のホームゲームは何よりもスタジアム全体からのサポートが必要なゲームだ。それだけに、こうした不当な行為が根絶されることを目指すべく、決戦までの間に対応を進めていく。
(FOOTBALL ZONE編集部)