CL史に残る“20m超オーバーヘッド弾”動画公開に反響 「スペクタクル」「信じられない」

フィオレンティーナに所属していたMFマウロ・ブレッサン【写真:Getty Images】
フィオレンティーナに所属していたMFマウロ・ブレッサン【写真:Getty Images】

20年前にフィオレンティーナMFブレッサンが決めた驚愕の一撃をCL公式が回顧

 サッカーにおいてアクロバティックな得点の一つとして、今も昔も多くの人々を魅了するのがオーバーヘッドキックによる一撃だろう。近年では2017-18シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で生まれた、当時レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(現ユベントス)、同じくレアルのウェールズ代表FWギャレス・ベイルのゴールが大きな話題を呼んだが、過去を遡れば20メートル超のオーバーヘッド弾という驚異的な一撃も生まれている。CL公式インスタグラムがこの動画を公開すると、約半日で再生回数が200万回を超える反響を呼んでいる。

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歴史に残るスペクタクルな一撃の主役となったのは、当時フィオレンティーナに所属していたイタリア人MFマウロ・ブレッサンだ。1999年11月2日に行われたCLグループステージ第6節バルセロナ戦(3-3)、前半14分にそのシーンが生まれる。

 ホームのフィオレンティーナが右サイドを崩してグラウンダーのクロスを送ると、ゴール前でバルサDFがクリア。浮き球のボールをペナルティーエリア手前でフィオレンティーナの選手がジャンプしながら右足で止め、さらに高く上がったボールを両チーム選手が競り合うも、お互いに触れずボールはワンバウンドした。落下地点のすぐ横にいたブレッサンは、ボールが高く跳ね上がった瞬間にオーバーヘッドキックの体勢へ。淀みのないキックモーションから放たれた一撃は、美しい弧を描きながらクロスバーをかすめてゴール左へ吸い込まれた。

 20年前に生まれた衝撃的な一撃の映像が公開されると、CL公式インスタグラムのコメント欄ではファンが「アメージング」「スペクタクルなゴール」「信じられない」「なんて素晴らしいゴラッソ」「メッシよりいい」などと反応。当時を知る人も知らない人も目を見張る、歴史的なゴールであることは間違いない。

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