久保建英は「孤立していた」 マジョルカ番記者、連係面の課題指摘「残念なことに…」

マジョルカウェブメディアのアルベルト・セルコス記者【写真:高橋学】
マジョルカウェブメディアのアルベルト・セルコス記者【写真:高橋学】

途中出場の久保は「チームメートとの連係がほとんどなかった」

 試合後、現地取材をしていたマジョルカのウェブメディア「フットボール・マジョルカ」のアルベルト・セルコス記者は、久保のプレーについて「残念なことに彼は今日の試合、ほとんどチャンスを作れていない0-1の負けている状況のなかで出場することになった。チームメートとの連係がほとんどなかったし、少し孤立した状況があったように思えた。もし久保が、他の選手ともう少し連係できていればね」と分析した。

 そしてレガネス戦で久保が放ったヘディングシュートについては、「枠を大きく外れたと言われていたけど、もしもう少し首を振れていればチャンスになったかもしれないね。私は彼が少しずつ出場時間を増やしていくと思っているし、マジョルカでレギュラーになると確信しているよ」と期待を寄せていた。

 マジョルカは次節、現地時間10月31日にホームでオサスナと対戦する。ミッドウィークでの戦いのため、ビセンテ・モレノ監督が先月のアトレチコ・マドリード戦(2-4)と同様、ローテーションを実施する可能性があるため、久保に再びスタメンのチャンスが訪れるかもしれない。

高橋智行

たかはし・ともゆき/茨城県出身。大学卒業後、映像関連の仕事を経て2006年にスペインへ渡り、サッカーに関する記事執筆や翻訳、スポーツ紙通信員など、スペインリーグを中心としたメディアの仕事に携わっている。

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング