英雄ラウール、レアル監督への思い吐露 「いつか指揮できるように、力があると証明する」
下部組織の監督就任後、トップチーム昇格が報じられるラウール
かつてレアル・マドリードで活躍した元スペイン代表FWラウール・ゴンザレス氏は、下部組織のレアル・マドリード・カスティージャで指揮を執っている。近い将来、レアルのトップチームの監督を務めることになるのではないかと報じられるが、彼自身もそうなることを希望しているようだ。スペイン紙「マルカ」が報じている。
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現在、レアルの監督を率いているジネディーヌ・ジダン監督やサンティアゴ・ソラーリ前監督も、カスティージャを率いたのちにトップチームの監督に就任した。ラウール氏もその道を通ると見込まれており、クラブのOBである元アルゼンチン代表FWホルヘ・バルダーノ氏は、スペイン紙「エル・パイス」に「いつかラウールが、レアルにとってのグアルディオラやシメオネになるだろう」と寄稿した。
この言葉を受けたラウール氏は、「ホルヘとの関係は、常に特別なものだ」と、良い関係を築けていることを明かしている。そして「僕がレアルでデビューをしてから、来週で25年になる。そのコラムは、個人の意見が書いてあるものだ」と説明した。
「私は今、将来的にそのチャンスがもらえるように自分の力を示そうとしているところだ。私にできることは、努力を続けることだけだからね。自宅に、自分のクラブにいることができて嬉しいし、将来、何が起こるかは見てみよう。カスティージャでの指導に集中しているし、毎日学んでいるよ。同時に選手たちにレアル・マドリードの選手であることの価値を伝えているんだ」
日本代表MF久保建英を擁するマジョルカに敗れ、首位の座をバルセロナに明け渡したレアル。シーズン開幕直後からジダン監督の進退を問う報道もあるなかで、同時期を選手として戦ったラウール氏が、監督に就任することはあるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)