浦和FW興梠、敵地ACL準決勝でクラブ初の“中国初勝利”に自信 「0-0で続ければ…」

浦和レッズFW興梠慎三【写真: 轡田哲朗】
浦和レッズFW興梠慎三【写真: 轡田哲朗】

広州恒大戦の前日会見に出席した興梠、中国での初勝利に向け意気込み語る

 浦和レッズのFW興梠慎三は、23日に迎えるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝第2戦の広州恒大(中国)戦の前日記者会見に出席し、「なるべく長い時間を0-0で続ければ勝てると思う」と、クラブ史上で初となる中国での勝利に自信を見せた。

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 浦和は2日にホームで迎えた初戦を2-0で勝利し、大きなアドバンテージを得た。それだけに興梠は敵地を踏まえて「第1戦の2-0というアドバンテージはあるが、気を引き締めて戦いたい。広州恒大は2点以上取らないと勝てないなか、前から来るのは間違いないと思う。だからこそバランスを崩さずに失点しないことが大切。1点取れば相手は4点を取らないといけない。自分たちとしては1点を先に取りたいという思いはあるけど、バランスを崩さずゲームを進めていくことが大事」と、試合のポイントを話した。

 これまでACLを2回制している浦和だが、中国では8戦して5分3敗と勝利がない。2017年と今季の上海上港戦のように、2試合トータルとして中国勢を突破する経験はしているものの、1試合を単体で見れば苦戦を強いられている。広州とはいずれもグループリーグで13年に0-3、16年に2-2という成績だった。

 それだけに興梠も「僕が(13年に)浦和に来て広州とここで2回対戦している。1分1敗とここで勝つのが難しいのは分かっている。このスタジアムで勝つことは本当に難しいことだと思う」と、決して楽な相手と環境ではないことを理解している。

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