不遇のアーセナルMFエジル、敵軍のスペイン代表が称賛 「クリエイターであり…」
ユナイテッドMFマタがエジルについて言及 「素晴らしいクオリティーを持つ選手」
マンチェスター・ユナイテッドに所属するスペイン代表MFファン・マタは、ウナイ・エメリ監督の下で出場機会を失っているアーセナルの元ドイツ代表MFメスト・エジルについて言及し、「エジルはクリエイターであり、見ていて楽しく素晴らしいクオリティーを持つ選手だ」と称賛した。英紙「メトロ」が報じた。
今季のエジルは苦しい時期が続いている。今夏の移籍市場でチームを離れる噂もあったが最終的に残留。ここまでプレミアリーグでは8試合中1試合のみの出場にとどまっている。結果、1月の移籍市場でエメリ監督が元ドイツ代表のプレーメーカーをチームから移籍させることに熱心になっていると伝えられている。
ただ、そんなエジルを世界で最も攻撃的なミッドフィルダーの1人であり続けていると称賛したのが、ユナイテッドのマタだ。「正直なところ、何が起こっているのかは分からない」と語ったうえで、エジルのプレーが好きなことを明かした。
「バレンシアで3年間エメリ監督と一緒にいて、彼をよく知っているが、アーセナルでの日々のことは分からない。だけど、もちろんエジルはクリエイターだ。見ていて楽しく素晴らしいクオリティーを持つ選手だよ」
さらにマタは「彼のようなタイプの選手。この純粋な10番タイプは、なんて言えばいいかな。絶滅したわけではないかもしれないけど、以前ほど使われてはいない」と主張。そのうえで「だけど、そういう選手は僕が好きな選手であるし、彼らはナチュラルな才能でベストをもたらす。彼らはパスや他の誰にも見えない何かでゲームを変えることができるんだ」と説明している。
違いを生み出す能力を持つエジル。エメリ監督はその才能を生かす方法を見出すことができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
page 1/1