バルサ対レアルの“エル・クラシコ”、異例の開催延期が正式決定 代替日は未定
26日開催予定の伝統の一戦、スペイン連盟が開催延期を発表
スペインサッカー連盟は18日、来週末の26日にバルセロナの本拠地カンプ・ノウで開催予定だったレアル・マドリードとの一戦、「エル・クラシコ」を延期することを発表した。国内の政治状況によって、異例の日程変更を余儀なくされた。
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スペインでは現地時間14日、2017年にカタルーニャ州の独立を問う国民投票を強行した同州の幹部9人に対して13年の禁固刑など判決を言い渡した。これを受けて、独立支持派の市民がバルセロナで大規模な抗議活動を実施するなど、予断を許さない状況となっていた。これにより、政治的・社会的な危機が訪れ、試合開催が安全に行われない危惧があると言われていた。
これを受けて同連盟は、現地時間21日10時をリミットとして、両クラブが代替日に合意するように、と発表。合意に至らなければ、競技委員会が代替日を決定するとしている。スペイン紙「マルカ」は以前、条件を踏まえて「関係各所は代替日を探していて、12月18日が次善策となるだろう」とミッドウィークである水曜日開催が選択肢になるとしていた。
リーガ・エスパニョーラ最大の注目カードであり、永遠のライバル対決であるバルサとレアルの「エル・クラシコ」。延期が決定した今、与える影響は大きなものになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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