レジェンド級がずらり! 英特集「最悪のスタートから立ち直ったプレミアリーグ7傑」

最悪のスタートから立ち直ったプレミアリーグ7傑は誰?【写真:Getty Images】
最悪のスタートから立ち直ったプレミアリーグ7傑は誰?【写真:Getty Images】

スアレスやアンリなど、かつてスロースタートから一気にブレイクした名手を一挙紹介

 今シーズンがスタートして3カ月以上が経過した欧州リーグ。今夏の移籍市場でチームに加わった選手たちには、すでに明暗が分かれる形となっている。シーズン序盤戦を受けて、英サッカー専門誌「フォー・フォー・トゥー」では、「最悪のスタートから立ち直ったプレミアリーグの7人の偉人」と称して7人の選手を紹介。現バルセロナのウルグアイ代表FWルイス・スアレスや元フランス代表FWティエリ・アンリ、元オランダ代表FWデニス・ベルカンプらが取り上げられている。

 まず注目したいのがリバプールに所属していたスアレスだ。ウルグアイ人ストライカーは、11年1月にレッズに加入するとストーク・シティとのデビュー戦でデビューゴール。これで一気に波に乗るかと思われたが、その後44試合で15ゴールと期待されたほどの活躍を見せることができなかった。しかし、12-13シーズンには、33試合で23ゴール11アシストを記録。さらに翌シーズンには31ゴールを記録するなど、圧倒的な力を見せてチームのレジェンドの1人となった。

 また意外にもアーセナルのレジェンドであるアンリもスロースタートだった1人だ。1999年にユベントスから移籍してきたアンリは、最初のゴールを奪うまでに8試合を要するなど、なかなかチームにフィットできなかった。だが、12月を過ぎると大きく流れが変化。31試合で17ゴールを記録し、その後プレミアリーグの歴史に名前を刻むストライカーとなっている。

 その他にはアーセナルの元フランス代表MFロベール・ピレスやマンチェスター・ユナイテッドのスペイン代表GKダビド・デ・ヘア、マンチェスター・シティの元スペイン代表MFダビド・シルバ、チェルシーの偉大なストライカーとして名を刻んだ元コートジボワール代表FWディディエ・ドログバが名を連ねている。

 また最後に紹介したいのが、アーセナルのレジェンドであるベルカンプ。1995年にインテルから加入したオランダ人アタッカーは、スロースタートを切ったことで英国の新聞に「Bergy’sはお金の無駄」という見出しで掲載されるなど、序盤は決してインパクトのある結果を残すことができていなかった。だが、96-97シーズンに、ついにアイスマンが覚醒。28試合で16ゴール11アシストを記録する素晴らしいプレーを披露し、チームの信頼を一気に勝ち取ったのである。

 彼らのように決して最初に結果を残せなくても、その後に輝きを放った選手たちが数多くいる。今季の序盤戦、苦戦を強いられている選手も少なくないが、ここから一気にスターダムを駆け上がる存在が現れるだろうか。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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