キャリア最大の危機を脱した主将フンメルス 首位追撃へ、香川が密かに成し遂げた大仕事

好調ドルトムントの陰で自信を喪失していた守備の要

 ドルトムントのドイツ代表DFマッツ・フンメルスは、今季多くの失点に絡み、メディアからたびたび厳しい批判を浴びてきたことで、プロ入り後初めて自信喪失状態にあったことを告白している。衛星放送「スカイ・ドイツ」で語っている。

 チームは今季前半戦のホーム最終戦で、フランクフルトを4-1で撃破した。最終ラインにそびえるドルトムントの偉大なるディフェンスリーダーは、この勝利でキャリアの危機から脱出したことを認めた。

「勝利と僕のゴールが、チーム全員にとってだけでなく、僕個人にも大きな安心感をもたらした。この数週間、キャリアで初めて自信を失っていた。少し落ち込んでいたことは認めざるを得ない。今まで経験したことがなかった。だからこそ、今回のフランクフルト戦での自分のパフォーマンスとゴールは、間違いなく自信回復に大きく役立つものになるだろう」

 ドルトムントは今季、持ち前の攻撃力でゴールを重ねる一方、主将DFフンメルスは不安定なプレーに終始していた。失点に絡むプレーが増え、地元メディアから厳しく批判されていた。フンメルス自身もツイッターで反撃するなど、平常心を保つことが難しい状況だった。

 

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