「史上最高のダブルセーブ?」 18年前のCLで生まれた神業に再脚光「魔法をかけた」
リヨンGKクペが2001-02シーズンのバルサ戦で見せた“神セーブ”2連発
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)はグループステージ第2節まで行われ、今季も欧州各国の強豪クラブによるハイレベルな戦いが繰り広げられている。これまで数多くの伝説的なプレーを生み出してきたCLだが、10日に大会公式ツイッターが「史上最高のダブルセーブ?」との一文を添えて1本の動画を公開。ファンからも「非現実的」「控えめに言っても並外れている」といった驚きの声が上がっている。
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伝説のプレーが生まれたのは、2001-02シーズンのグループF第3節バルセロナ対リヨンだった。敵地カンプ・ノウに乗り込んだリヨンは0-2で敗れたが、元フランス代表GKグレゴリー・クペは神がかり的なセーブで脚光を浴びる。
ハーフウェーライン付近からリヨンの最終ライン裏へフワリとしたボールが入ると、バルセロナの元ブラジル代表FWリバウドがすかさず反応。落下地点に先に入ったリヨンDFが慌ててGKクペに戻そうとするが、バックパスは高く浮き上がってしまい自軍ゴールへ一直線に飛んでしまう。前に出ていたクペは、味方からのバックパスのためキャッチできず、背走しながらジャンピングヘッドを選択。間一髪のところでクリアに成功もボールはクロスバーを直撃し、高く跳ね上がって詰めていたリバウドの元へ。バルサの10番がすかさずヘディングシュートを放つ絶体絶命のピンチを迎えたが、素早く立ち上がったクペが右手一本で弾くスーパーセーブを見せた。
この神業とも言えるプレーを、「グレゴリー・クペが魔法をかけた」と綴ってCL公式ツイッターが公開すると、返信欄は「ワォ、なんて魔法のセーブだ」「史上最高」「素晴らしい」「控えめに言っても並外れている」「伝説的」「非現実的」など感嘆の声にあふれていた。18年の歳月が流れても、観る者すべてにインパクトを与えるプレーとして語り継がれている。