ユナイテッドOB、監督解任に否定的 「生みの苦しみ」「すぐにバラ色になるとは…」
ファーディナンド氏、スールシャール監督の退任報道の噂に言及
マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドで元イングランド代表DFリオ・ファーディナンド氏は、ここ最近のオレ・グンナー・スールシャール監督の退任報道の噂に言及。クラブは一晩で成功することを期待しておらず、監督を辞めさせるために急ぐことはないだろうと主張した。英ラジオ局「talkSPORT」が報じている。
プレミアリーグ第8節を終えて12位につけるユナイテッドは、過去30年で最悪のスタートを切ることになった。先週に行われた第8節ニューカッスル戦では0-1で敗戦。試合後にはスールシャール監督の進退に関する報道が出ており、今後の動向が注目されている。
しかし、ユナイテッドOBのファーディナンド氏は、スールシャール監督が一晩でクラブの力を回復させることを決して期待していなかったと語り、彼を解雇することはないだろうと主張した。
「クラブはすぐに(状況が)バラ色になるとは思っていなかった。彼らは一晩でこの状況を一変できるだろうと考えるほど単純ではない。特に新たな選手を獲得し、若い選手と一緒に歩み始めたなかで、結果が上手くいかない状況はある。これは間違いなく最初の生みの苦しみと言える。だから私はすぐに変化があるとは思わない。もし目を覚まして新聞やアプリを開いて彼らがこんなに早く成果を出せていたら、私は非常に驚いていただろう」
昨年12月にジョゼ・モウリーニョ監督からスールシャール監督に代わって以降、チームとして大きく変化したユナイテッド。ファーディナンド氏の言葉を借りれば、結果が出てくるのはこれからと言えるだろう。
(FOOTBALL ZONE編集部)
page 1/1