迷走マンU、モウリーニョ解任は“早過ぎた” フェライニ持論「彼らは監督を代えたがる」

フェライニが解任されたモウリーニョ氏を擁護【写真:Getty Images】
フェライニが解任されたモウリーニョ氏を擁護【写真:Getty Images】

名将の下で重宝されたフェライニ 「あと2年は必要だった」

 昨季途中までマンチェスター・ユナイテッドでプレーしていた元ベルギー代表MFマルアン・フェライニ(山東魯能)が、昨年末のジョゼ・モウリーニョ氏解任騒動について、クラブの判断は早計だったと持論を展開した。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。

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 ユナイテッドは2016-17シーズンからルイス・ファン・ハール氏に代わり、チェルシーやインテル、レアル・マドリードで実績を残してきたモウリーニョ氏を招聘。プレミアリーグのタイトルには手が届かなかったものの、1年目からリーグカップとUEFAヨーロッパリーグの二冠を達成した。

 しかし、翌17-18シーズンは無冠に終わり、さらなる飛躍が期待された3年目の18-19シーズンも序盤から成績が振るわず、18年12月にモウリーニョ氏が解任された。ポルトガル人名将は、わずか2年半でマンチェスターの街を去ることになった。

 2013年から19年2月までユナイテッドに所属し、モウリーニョ氏からも攻撃のオプションとして重宝されたフェライニは、ユナイテッドが解任を選択したのは早計だったと自身の見解を示している。

「彼らは世界最高の監督であるモウリーニョを連れてきた。彼はチーム作りを望んでいたが、彼ら(ユナイテッド)は解任した。あれだけの時間でチームを作り上げるのは簡単なことではない。あと2年は必要だった」

 フェライニはモウリーニョ氏の理想とするチームができ上がるまでには、まだ多くの時間が必要だったと主張している。モウリーニョ氏の後任として現在のチームを率いるオレ・グンナー・スールシャール監督も、すでに成績不振から解任論が囁かれるようになっているが、新しい監督の下でチームにスタイルを定着させるためには、クラブ側の忍耐も必要だと話している。

「彼らがスールシャールの下でどのようなことをするのかは分からないが、勝つため、改善していくためには時間が必要だ。モウリーニョは1年目のシーズンに驚くほどにチームを改善させ、タイトルを勝ち取った。2年目は少し難しいものだったが、彼はトライしていた。チームを助けるためにベストを尽くしていた。だが、彼らは解任した」

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