日本で“復活”の神戸サンペール バルサ贔屓紙が充実ぶりに注目「舵取り役を務めている」

ヴィッセル神戸MFサンペール【写真:安藤隆】
ヴィッセル神戸MFサンペール【写真:安藤隆】

9月のJ1月間ベストイレブン選出を伝える 「守備の要として定位置をつかんだ」

 ヴィッセル神戸は2017年7月の元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキの加入に始まり、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ、ワールドカップ得点王であるFWダビド・ビジャ、ベルギー代表DFトーマス・フェルマーレンと、各国主力クラスのスターを次々と獲得してきた。それとともに今季来日したのが、バルセロナ出身のMFセルジ・サンペールだ。

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 加入当初はなかなかフィットしきれなかったものの、後半戦に入ってチーム内で地位を確立。そして9月のJ1月間ベストイレブンに選出されたサンペールの復調ぶりについて、バルサの贔屓紙である「ムンド・デポルティーボ」も特集を組んでいる。

 バルサのラ・マシア(下部組織)出身のサンペールについて、怪我がちだったキャリアとともにエルネスト・バルベルデ監督の構想に入らず、イニエスタの誘いもあって24歳にしてJリーグの舞台に来たことを紹介。シーズン当初はサンペールもチームも調子が上がらなかったものの、ここにきて安定したプレーを見せていることを、次のように触れている。

「カタルーニャ出身のMFは9月のベストイレブンに選ばれた。元バルサの選手であるダビド・ビジャも含めてだ。サンペールは10試合連続でスタメン出場を果たしている。守備の要として彼自身も定位置をつかんだ。また9月にはリーグ戦におけるチームの状況を変え、天皇杯でも勝ち進んでいるチームの舵取り役を務めている」

 サンペールの持ち味である安定したゲームメークが、Jリーグでも機能し始めたと評価している。また「セルジは新たなる日本という舞台で満足できるものを見せており、常日頃からサッカー、そして肉体的な準備ができている」ともしている。バルサと神戸は今年7月に連係を強化する発表がなされ、人材交流も積極的に進めていく方針を示している。バルサでなかなか花開かなかったサンペールが日本で再生したことは、現地でもポジティブに捉えられているようだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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