マンUが断トツの“崖っぷち”認定 プレミア全20クラブ「危機ランキング」を英紙特集

「クライシス・ランキング」で1位に選出されたユナイテッド【写真:Getty Images】
「クライシス・ランキング」で1位に選出されたユナイテッド【写真:Getty Images】

12位転落の名門が独自スコア「92%」で不名誉な1位 開幕8連勝のリバプールはわずか「0.2%」

 イングランド・プレミアリーグは開幕から2カ月が経過し、全チームが第8節までを消化した。序盤戦の戦いを経て、各クラブともに課題や収穫が見えてきた時期だろう。そうしたなか、英紙「インディペンデント」は「クライシス・ランキング」と題した特集を組み、危機的状況に追い込まれているクラブを上から順にランク付けした。

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 1位が最も危機的状況に追い込まれたクラブということになるだけに、“クライシス”とは程遠い充実ぶりを示すリバプールが20位とランク付けされた。開幕から無傷の8連勝で昨季から合わせて17連勝中と、欧州王者は快進撃を続けている。戦力は昨季から大きな変化はなく、ユルゲン・クロップ監督の下でより成熟したチームとなっている。同紙が現在の順位や補強の動向などを基に独自に算出した「クライシス・スコア」は、たったの「0.2%」だった。

 前節ウォルバーハンプトンに敗れ、早くも今季2敗目を喫した王者マンチェスター・シティは17位だった。DF陣の主力に負傷者が相次ぎ、思わぬ苦戦を強いられているとはいえ、危機的状況と呼ぶほどではなく、「今でも最高の監督(ジョゼップ・グアルディオラ)の下で一流のフットボールをしている」と評価されている。

 ちょうど中間地点の10位には、今季からクラブのレジェンドであるフランク・ランパード監督が指揮するチェルシーがランクインした。補強禁止処分に加え、エースのベルギー代表MFエデン・アザール(→レアル・マドリード)が流出した影響もあって、勝点をこぼす試合もあったが、ここまで4勝2分2敗で5位につけている。クライシス・スコアは「22%」と、まずまずの評価に落ち着いた。同ポイントで、同じロンドンを本拠地とするアーセナルが9位となっている。

 日本代表DF吉田麻也の所属するサウサンプトンは6位と、このランキングの“トップ6”に。8試合を終えて2勝1分5敗と大きく負け越し、降格圏目前の17位と苦しんでいるだけに、どこかでこの嫌な流れを断ち切りたいところだろう。

 5位は近年優勝争いの常連となっていたトットナム。クライシス・スコアはここから50%を超え、「53%」と評価されている。3勝2分3敗と苦戦続きで、前節ブライトン戦(0-3)で負傷した主将GKウーゴ・ロリスが年内絶望となった。マウリシオ・ポチェッティーノ監督への風当たりも強まっている。

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