元英代表DF、後輩ケインに近未来の“トッテナム脱出”進言 「シティへ移籍するべき」
グレン・ジョンソン氏がイングランド代表のエースに助言「私なら動く」
かつてリバプールなどでプレーした元イングランド代表DFグレン・ジョンソン氏は、同胞FWハリー・ケインは現在所属しているトットナムを離れ、マンチェスター・シティへ移籍するべきだとアドバイスを送った。英紙「インデペンデント」が報じている。
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節ではドイツ王者バイエルンに2-7で敗れ、リーグカップでも3回戦で4部コルチェスターにPK戦の末に敗れるなど、難しい時期を過ごしているトットナム。現地時間5日に行われたプレミアリーグ第8節のブライトン戦に0-3で敗れ、今季リーグ戦3敗目を喫した。
元イングランド代表の右サイドバックであるグレン・ジョンソン氏は、トットナムが今後、さらに難しい状況に陥ることを予想。そして、ケインはジョゼップ・グアルディオラ監督が率いるマンチェスター・シティへ移籍し、より多くのタイトルを争うべきだとしている。
「僕がハリーなら、他のクラブでプレーすることを考えるだろう。そのほうが、より良い選手たちとプレーをする機会を得ることができ、トロフィーを獲得できる可能性も高まるだろうからね。今後の数年、スパーズにいたら点も取れなくなり、クラブを去ることになるかもしれない。サッカーに忠誠心はない。彼はまず、そして何よりも自分自身のことを考えなければいけない」
チームの不振により、ケインの移籍話は過熱しているが、関心を示しているとされるバルセロナやレアル・マドリードではなく、マンチェスター・シティに移籍するべきだという。そして同時に、アルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロがクラブを離れるまで待つべきだとグレン・ジョンソン氏は指摘した。
「彼がスペインのスタイルに馴染めるとは考えにくい。シティに行くのであれば、セルヒオ・アグエロがシティを離れるのを待たなければいけないだろうね。ただ、これは私の意見であって、何かが起こるという話ではないよ。もし私がハリーだったら、自分が何をすべきかは分かっているという話だ。自分のキャリアのために、可能な限りの勝利をつかむために動くだろうね」
これまで数々のゴールを決めながら、無冠のケイン。代表の先輩のアドバイスを、どのように受け止めるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)