インテル、ウディネーゼに4発快勝で首位キープ 長友は出番なし

首位をガッチリ死守

 後半に入ると多少ゲームは落ち着きを見せたが、ウディネーゼがボールを支配する展開の中で、インテルは攻撃の最終局面での精度の低さに救われる場面もあった。インテルは、少ない人数でのカウンターを主体に攻撃を組み立てた。
 そして後半38分、またも相手のバックパスのミスをFWイカルディが奪うと、そのまま豪快に蹴り込んで3-0とリードを広げた。さらに同41分、途中出場のMFマルセロ・ブロゾビッチが鮮やかなミドルシュートを決めて4-0と一気にリードを広げた。そして、このままタイムアップの笛が鳴り響いた。
 相手のミスから3ゴールを奪う抜け目の無さを見せたインテルは敵地での一戦に大勝。ベンチスタートの長友に出番は訪れなかったが、首位の座をガッチリとキープした。インテルは15日に中2日でイタリア杯ラウンド16のカリアリ戦に臨み、20日にラツィオとのリーグ戦を控える過密日程となる。長友の出番は、どちらかのゲームに訪れるだろうか。

【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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