“将軍”プラティニのFIFA職務停止処分は数年間に及ぶか ブラッター会長は永久追放も
次期会長選出馬の野望は事実上潰える
FIFAのゼップ・ブラッター会長とUEFAのミシェル・プラティニ会長は不正な金銭のやりとりを理由にFIFAから90日間の職務停止処分を言い渡されているが、このペナルティが今後数年間に及ぶことが発覚。プラティニ氏の次期FIFA会長選出馬の野望は事実上潰えた。フランス地元紙「レキップ」が報じている。
FIFA倫理委員会の広報担当アンドレアス・バンテル氏は、FIFA次期会長選出馬に執念を燃やす元フランス代表の将軍の野望が、事実上打ち砕かれたことを明かしている。
「プラティニは間違いなく何年にも渡り職務停止処分を受けることになる。ブラッターも変わりはない。数年間の職務停止か永久追放かどちらかだ」
フットボール界の頂点に君臨してきた2人に対するペナルティは90日間にとどまらないという。腐敗の温床とされたブラッター会長に関しては永久追放の可能性も指摘している。
高官の逮捕者続出でブランドイメージを失墜させたFIFAは、かつての2トップに厳しい態度で臨むようだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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